第325話 優秀な営業ほど自分の顧客を選んでいる
もう少し先のことと想像しますが、営業も淘汰される時代が来ると、各方面で耳にします。 ただこれは営業職に限ったことではありません。 現状では、医療従事者を除くほぼ全ての業種で「人材の淘汰」が始まるでしょう。 ただそうした流れに関係なく生じそうなのが、肝心な時に営業が...
駆け出しの営業マンや苦戦している営業マンに向けて、ちょっとしたコツや考え方、エピソードとともに王道となる心構え、その他「営業の勘所」を発信していきます。皆様を励まし応援することができれば幸いです。ぜひ、ご活用ください。(随時更新)
もう少し先のことと想像しますが、営業も淘汰される時代が来ると、各方面で耳にします。 ただこれは営業職に限ったことではありません。 現状では、医療従事者を除くほぼ全ての業種で「人材の淘汰」が始まるでしょう。 ただそうした流れに関係なく生じそうなのが、肝心な時に営業が...
少し長くなりますが、「振り返り」の意味を込めて、前回投稿した後半の一節を再度取り上げます。 “「アポが取れる着座」とは、お客様が営業に聞きたいこと(確認したいこと)を抱えて座ってもらう。 また、そのような心理状態で座って話を聞くから、次回アポが堅くなるのです。 こ...
先週に引き続き、「展示場を中心とした営業」について見ていきましょう。 記事の概要は、 「営業がお客様に売り込んで良い数少ないチャンス」である展示場案内の“場のメリット”について 来場者が「自然な会話」をできる相手と見做すのに、求められる要素 などが中心です。 最後...
記憶が正しければ、このコラムの初回も、たしか「展示場案内」をテーマに口火を切りました。 その後展示場案内に関しては、少ないながら、折に触れて記事中で言及しています。 ただ主題に「展示場案内」に設定してコラムを書いたのは、初回の投稿と今回の 2 回だったように思いま...
「ただ住宅ビジネスでは、モデルハウス、または住宅展示場があれば、お客様との“出会い”を作れます。 今回は、「住宅ビジネスと展示場の関係」について、サラッと深掘りしたいと考えています。 住宅は展示場があれば LP がなくてもビジネスが始められる 住宅ビジネスと...
作家で政治評論家の竹田恒泰氏は、時折見せる「歯に衣着せぬ」物言いで、賛否を呼ぶこともありますが、根はかなり真っ当な意見の持ち主とお見かけします。 そんな竹田氏が講師として招かれ、自民党主催の中央政治大学院が行った——学院長は元防衛大臣の中谷元氏——【第2期まなびと...
先回の記事で、ひと段落つけるつもりでした。ですが、断熱・エコハウスをテーマにした本書(『最高の断熱・エコハウスをつくる方法 令和の大改訂版』のこと)を前に、たったひと記事ではどうも収まりがつきません。 そこで今回はその【続編】として、『最高の断熱・エコハウスをつく...
先日ようやく決心し、西方里見;著『最高の断熱・エコハウスをつくる方法 令和の大改訂版』(エクスナレッジ 2019/6/22)を購入しました。 実はある考えから、今後できる限り書物を増やさない方針を昨年固めて、建築関係の専門書――なかには「彰国社」から出ている木造建...
ここのところ、ユニクロの「UNIQLO INVISIBLE QUALITY」というウェブコンテンツに注目し、売る側が行う「教育」について考えてみました。 しかしこうした「教育」コンテンツは、何もこれに限定するわけではありません。特にユニクロのような優良企業は、「教...
以前のコラムで営業は売るのではなくて、実は「教育」しているのだと言いました。 ただ話の腰を折るようですが、これに賛同できない方がいることを自身も気づいています。なぜなら営業方法は個々に違って当然だからです。ですから、この営業の「やり方」を強制するつもりは毛頭ありま...
最近は比較的多くのユーチューバーに巡り合うようになりました──その多くは仕事柄、建築系のユーチューバーでしたが──。 ただそんななか、ちょっと毛色の違うユーチューバーがいます。 Harvest Time Ministries(ハーベスト・タイム・ミニストリーズ)を...
先週から始まったアダム・グラント著、楠木建 監訳『GIVE & TAKE: 「与える人」こそ成功する時代』(三笠書房 2014 年 1 月 25 日)に登場するセールスパーソンたちの考察ですが、楽しんでいただけているでしょうか? 本が好きな方は、実際に本書...
アダム・グラント著、楠木建 監訳『GIVE & TAKE: 「与える人」こそ成功する時代』(三笠書房 2014年1月25日)という本を先日読み終えました。2014 年に出た本なので、読者の中で記憶されている方がいるかもしれません。 今日はこの本について、気...
文章について「雑感めいたもの」を書いてみることで始まった前回のコラム。筆者は作家の村上春樹氏の言葉を借りて、文章をうまく書くには「たくさん本を読むこと」が必要とし、特に彼のように息の長い作家であるためには、そのことは外せない要素としました。 ただ村上氏みたいな職業...
今日は自分の文章について、雑感めいたものを書いてみようと思います。 一応断っておくと、筆者は文章というものを、とてもうまく書きたいと願っていますが、文章家を気取るつもりもなければ、自分の文章を「結構うまく書けている」などと思ったことは、正直一度もありません。まして...
前回の投稿では、人生が好転する人は絶対に不満や愚痴をこぼさない、そして詰まらないことで怒ったりしないことを書きました。 こんな小さなことを改めるだけでも、あなたの人生は大きく変わります。 つまり、それは同じ波動を引き寄せることになるわけですが、今回は少し別の視点で...
有象無象とは、取る足らない人や事柄、無視しておくべき人等を指します。 これと似た言葉に烏合の衆があります。こちらには、統率や規律を持たない集団という意味が込められています。 たとえば筆者が推進する営業のひとつに、書いて売る営業手法があります。 書いて売る営業手法は...
では先回の続きを書いていきます。 さて、筆者が昨年末ごろより入れ込んでいる動画、『研修トレーナー伊庭正康のスキルアップチャンネル[1]』が YouTube にあります。 今回取り上げた『仕事のできない人あるある[2]』は、役人のロジックをベースに作られていたことも...
久々に住宅営業に関する話題を書かなければ。 そう思って、筆者はまた伊庭さんの動画をあたってみることにしました。 『仕事のできない人あるある(社会人基礎力)(元リクルート 全国営業一位 研修講師直伝)』。この動画、何やら経産省が掲げる「社会人基礎力」について語ったも...
自分を喜ばせてあげること、そして好きを仕事にする、または天職というテーマ。かなり難儀ではありましたが、ひとまず結論まで漕ぎ着けたとことで内心ほっとしています。 そして最後に行き着いたところが、どんな仕事も心根を込めて努力しようということ。おそらくこの部分は、この先...
先回は、「……好きを仕事に選ぶ際、必要なこと。それは、好きなことは自分の得意なことだという意識です」という文句を書き残しました。 「自分の得意なこと」とは、随分前のコラムに、スピリチュアル・ヒーラーのMOMOYOさんの話で出てきたことがあります[1]。 簡単にいう...
前の投稿では、自分のことを愛してあげる、自分自身を喜ばせてあげることの効用について書きました。そしてこれを突き詰めると、好きを仕事にするというテーマにぶち当たります。 これは、いまを以って、結論を出すことが難しいテーマです。二つは繋がるように見えますが、まったく別...
2月の投稿で、去年処分できなかった物がある方に、春分の日(3月20日)までに処分してしまうことをおすすめしました。 筆者も完璧ではありませんが、少なくとも自分のものについては、何が何処にあるくらいは大体把握できるほど、物を整理してしまいました。ただこれで終わった訳...
営業で大事なこと。それはどのようにすれば、お客さまにとって頼りになる業界の指南役、ガイド役となれるかです。 そして業界の指南役、ガイド役として顧客から慕われるには、自分がまず専門家にならなくてはいけません。ないしは専門家と言えるぐらい、知識に親しむ素地が必要です。...
「次回は知の資産を得ることの利点にも触れようと思います」という言葉を残して、先回のコラムを終えました。 ただ知の資産というものに全く興味が無い方もいると思います。そういう方は、どうぞもっと他の有効な時間の使い方を選択してください。 これからお話しすることは、そうい...
前回のコラムで、知識について久々に書きました。 ただ、まだ十分語った訳ではありません。言うまでもなく、知識とは営業マンにとって非常に重要です。今回は自分の体験から、私が住宅営業という立場で知識を増やして来たか、良い機会なので書いてみたいと思っています。 特に営業を...
住宅業界は、古くから成績が良い営業マンも、値引きという行為に埋もれる傾向はあります。 またハウスメーカーを主とした住宅会社は、以前より激しい値引き合戦がありました。 しかし消費税が5%を超えた1997年辺りで、次第に値引き合戦から離れる会社が増えてきました。 原因...
このコラムは、年末にも書きましたが、営業が不得意と思っている方に寄り添う内容ということで始まっています。 今回は、「筆者がなぜセールスライティングにこだわるか」を書いてみたくなりました。 また全盛期は過ぎたとは言え、いまはまだ、動画や映像が主流です。 その時代にあ...
住宅営業にとって2月と言えば、目標達成に向けて今からまさに追い込みをかけるという時期です。 しかし、ほとんどの営業マンは、あと1カ月強の頑張りの如何にかかわらず、勝負は大方ついているのではないでしょうか? 今回は、こんな時期だからこそ、来年度に向け、普段気に掛けて...
以前のコラムで「詳しい解説は又の機会に譲りますが」と書いた営業の動画について、解説したいと思います。 そのタイトルは『売れる営業マンが絶対に言わない口癖 3選』。運営されているのは、リクルート時代はトップ営業として君臨した伊庭正康氏です。 この動画の内容は営...
友人に「営業で軌道に乗るには、早く自分の営業法を掴むこと」と豪語した猛者がいます。 彼の性格や人間性は、誰がみても営業向きのキャラクター。かつて外資系のコンサルティング会社でトップセールスとして活躍し、その当時 20 代の若さで社長のナンバー・ツーとして君臨...
内容は前回に続き、どうして営業ツールは自作のものがおすすめなのか。これについて書いていきます。 これまで読んだコラムと重なる内容があるかもしれません。ただ非常に大事な内容ですから、繰り返し伝えたいと思います。 どうして営業ツールは自作のものがおすすめな...
今回の営業応援コラムは、このコラムの中心を成すニュースレター、営業レター、そして営業ツールというものも威力についてまとめてみます。 内容は、良い営業レター・営業ツールは「お客と面談せずとも売れる」ということ。 これは先日上げたコラム、『自分のやり方を早く...
前にも書いたことですが、営業マン応援コラムを書き始めたのは2019年9月下旬頃のことです(実際、最初の記事をアップしたのは12月初旬だったと記憶しています)。 つまり営業マン応援コラムは実質4年間継続してきたことになります。 今回は、本コラムを4年続けてきた...
今月の最初の頃、研修トレーナーとして活躍する伊庭政康さんのYouTubeチャンネルを、楽しみに視聴させてもらっています。 そんな伊庭さんの YouTube に「営業ツールは自前で作ったものを、必ず用意しておくべき」と語った動画[1]があります。内容は後半、大...
今回は先週お約束したとおり、セールスとストーリーの関係をワンコラムに拡大して解説してみます。 実は営業におけるストーリーの重要性は、過去にも何度か取り上げてきています。たとえば『セールスライティングにおける「ストーリー」とは?(専門コラム 第228話 セール...
さてこの前の動画[1]は、もうご覧になっていただいたでしょうか。 実は大事なことを言い忘れるところでした。見ると分かりますが、この動画は「どうしたらトップセールスのように“買ってください”とは言わず、“あなたから買いたい”の世界に到達できるか」を丁寧に解説し...
筆者はあまり営業の動画を見ないことにしています。 理由は簡単です。大抵の動画はテクニック論を伝える内容だからです。 ただ偶然、おすすめに上がっていた営業の動画をたまたま開きましたら、この動画[1]は違っていたんですね。動画のタイトルは『【一流の営業コツ】トッ...
このコラムで初めてマーケティングに触れた日はいつだったろうと思う。 いつだったか忘れてしまったけれど、たしかそのときの書き出しは「営業にとって、マーケティングに関する知識は重要」ということを書いた覚えがあります。それ以来、このコラムでは、折に触れ、セールスラ...
今日はズバリ、筆者の転職経験を踏まえながら、営業にとって最良の住宅会社とはという観点で、ごく主観的な意見を語ってみたいと思います。 もちろんですが、具体的な社名等を示せません。 ただ皆さんの中で転職を考えていらっしゃる方に、何らかの参考になることがあればと考...
今回のコラムも、これから取り組んでみたら面白いかなということを取り上げます。それは自身の営業ノウハウを書籍化することです。 書籍化と聞くと、出版社から本を出すことや kindle ダイレクト・パブリッシングをイメージする方もいると思います。もちろんそれもダメ...
「基礎練習」が大事というコラム。皆さんにはどのように響いたでしょう。 さて、そうこうしているうちに、今年もすでに 8カ月を経過。連日危険な暑さとなった7月は、全国の平均気温が7月としてはこの100年余りで最も高くなったそうです。 今年の「営業マン応援コラム」...
「同行訪問」についてのアンサー記事はいかがだったでしょうか。 そして今回は「文章を書く力」についてです。 ところで唐突ですが、個人的に思うのですが、営業職に従事している方のなかには、実は過去に「普通のサラリーマン」ではなかった人が結構いるんじゃないでしょうか...
前の投稿は、ほんの息抜きのつもりで書いたつもりが、意外とてんこ盛りの長文コラムとなってしまいました。 またてんこ盛りとなったことで——「基本練習」の大切さについて書いたつもりが——論旨も何だか曖昧になってしまったと反省しています。 そこで、ということではあり...
次は何を書こうか、考えあぐねていました。 実は営業レター(ニュースレター)について、まだ書きたいことはありました。しかしここのところ、営業レターを題材にしたコラムが続いていたので、読んでくれている皆さんも、そして筆者自身も、何か息抜きになるテーマが必要ではと...
久々にニュースレターについて——駆け足ではあるけれど——三編のコラムにまとめさせていただきました。 毎度お馴染みのニュースレターについてコラムでしたが、初期のコラムと比べると、新しい解釈をしている箇所もあり、その点でも意味のある試みだったと思います。 特に今...
「無言の営業マン」としてのニュースレターについて、このコラムでは久々にニュースレターを中心に語ってきました。いかがでしたでしょう。 それではこのシリーズの最終回ということで、ニュースレターに関する注意点を、3つに集約してみます。 なおニュースレターに関しては...
前編では「そもそもニュースレターとは」、そして筆者が敬愛する小野博史氏が約 15 年前書いたままの文章(レポート)を参考に、「ニュースレターを使った場合の効果について」説明しました。 続編ではお約束したとおり、「ニュースレターの書き方」についてまとめていこう...
つい最近のコラムで、「ただニュースレターは本コラムの言わば専売特許」と書いたばかりです。そんな訳で、今日は久々にニュースレターについて語ってみたいと思います。 ところで皆さんは、ニュースレターを書いていますか? コラムを最近読み始めたという方のなかには、ニ...
住宅会社によって、営業がこなす仕事は変わって来ます。 ただそれを二分した場合、営業マンがプランまで担当するかどうかにあると言っていいでしょう。 そしてこのことは、賛否が分かれるところです。 (一般に地域工務店は、営業がプランまで担当するのが通常のようですが…...