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専門コラム 第40話 アイテム選びから始めるヴィンテージインテリア

   

時を重ねた趣のある雰囲気が魅力のヴィンテージテスタイルのインテリア。

 

どこか懐かしさやあたたかみを感じる雰囲気は、男女問わずお部屋に取り入れたいという方も多いかと思います。

 

でも実際家具を揃えるとなると、かなり出費も気になりますし、ここは時間をかけてゆっくり選びたいところ。

 

そこで今回は、まずは手軽に始められるヴィンテージアイテム選びのコツをご紹介いたします。

  

  

アイテム選びから始めるヴィンテージインテリア

1. 知っておくと迷わない!ヴィンテージスタイルの基本

 

もっとも手軽にできるコーディネート術のひとつに、「小物や雑貨で空間を演出する」という方法があります。

 

特にヴィンテージスタイルは装飾要素も多いため、「色・素材感・質感」の特徴を抑えることで、より調和のとれた空間作りができます。

 

ここでは小物や雑貨をそろえる際に覚えておくと便利な、ヴィンテージスタイルの特徴をあげてみましょう。

 

  • 色…ブラウンやブラックなどのダークトーン、グレー、キャメル、アンバーなど彩度の低い色
  • 素材…木目のハッキリした古材、古レンガ、コンクリート、アイアン、真鍮、ユースドレザーなど
  • 質感…マットな表面、ザラリとしたラフな質感、無機質な質感

 

もちろんヴィンテージスタイルとひとことに言っても、クラシックからポップでカジュアルなスタイルまでジャンルはさまざま。

 

ですが使い込まれた質感が醸し出す存在感が、居心地の良い空間を作ることに変わりはありません。

 

このようなヴィンテージスタイルの基本を知っておくことで、モノ選びもグンとスムーズになりますよ。

  

2. ノスタルジックな雰囲気作りに役立つ「ラグや照明」

  

本物のヴィンテージアイテムを選ばずとも、あえてヴィンテージ加工された「ラグや照明」を使うのも効率的ですね。

 

中でもラグは傷から床を守り、真新しい質感の床もうまくカバーしてくれるため、お部屋作りの強力な味方に。

 

最近ではヴィンテージライクな配色や織りのオリエンタル柄やキリム風ラグも豊富なので、気軽にレトロ感を足すことができます。

 

そしてペンダントランプやフロアランプなどの照明器具には、温かみのある光を放つ電球や、透過性のあるシェードやランタンもおすすめ。

 

特にアンバーカラーや乳白色の色ガラス、ペーパーやリネンなどは、柔らかい光を拡散してノスタルジックな雰囲気作りに最適です。

 

お部屋に奥行きを作るだけでなく、ヴィンテージな世界観をさりげなく表現してくれますよ。

 

3. あなたらしさを表現できるウォールデコレーション

 

 

新築などの近代的な造りのお部屋でのヴィンテージスタイルの場合、白い壁にぽっかりと空いたスペースが少し寂しく感じることもあるかもしれません。

 

そんなときには、壁面装飾でオリジナリティのある空間作りをしてみませんか。

 

たとえばウォールシェルフにアートポスター、黒板、グリーンを使ったデコレーション。

 

特に柔らかな色合いのレトロな風刺画や1900年代のアメリカやフランスのアドバタイジング広告を模したアートなどは、古いもの独特のあたたかさを感じさせてくれます。

 

アートこそは直感的な「好き」を信じて選ぶのもあり。個性的であなたらしいインテリアになるのではないでしょうか。

 


   

いかがでしたか?どこか懐かしさを感じつつ、古き良き時代の温もりを感じられるヴィンテージインテリア。

 

すぐに家具を揃えなくても、テイストに合ったお気に入りのアイテムを少しずつ取り入れることで、より居心地の良い空間に近づけることができます。

 

今回ご紹介した小さなコツが、お部屋作りのお役に立てれば幸いです。

    

 

  

記事提供:オフィスアシスト Michi  代表 中川 美智子

  

もともと技術的なことが大好き。

前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。

そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。