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専門コラム 第18話 身近なものから始めるサステナブルな暮らし

  

自然環境保護が叫ばれる中、「サステナブル(持続可能な)」な暮らしに注目が集まっています。

 

きっと多くの方ができるだけゴミを出さない、環境に考慮したモノ選びを、と意識されていることと思います。

 

でもその試みを持続させるには、今の暮らしにあった便利さや見た目など、使い続けたくなる理由も大切ですよね。

 

そこで今回は使っていて気分の上がる、おすすめのサステナブルアイテムをご紹介いたします。

 

  

身近なものから始めるサステナブルな暮らし

キッチンで使えるサステナブルグッズはいろいろ

 

毎日使うキッチンには、工夫できる点があちこちにあります。

 

たとえば余ったお料理などには、「ガラス保存容器」に詰め変えるのも中身がわかりやすく見ためもおしゃれ。

 

使いかけの野菜やお弁当のおにぎり・サンドイッチなどには、従来のラップの代替えとして洗って何度も使える「みつろうラップ」もおすすめです。

 

おしゃれな柄も色々とあるので、使っていて楽しくなります。

 

食器を洗う時は、昔から使われる「亀の子たわし」や「へちまスポンジ」、人気の「びわこふきん」などを試してみるのもひとつ。

 

最終的には土に帰るナチュラルな素材なので使っていて気分が良く、従来のスポンジに比べて機能的にも問題なしです。

 

見た目にもチープな人工感がなく、どんなインテリアにもしっくりとなじんでくれます。

   

  

コーヒーはペーパーレスでスローライフを楽しむ

  

コーヒーはマシン派、それともハンドドリップ派?

 

おうち時間が長くなった今、時にはゆっくりとハンドドリップでコーヒーを淹れるのも気分が良いものです。

 

ストレスの溜まりがちなテレワークの気分転換にもなります。

 

でも使い捨てのドリップペーパーは、ゴミを増やす原因に。

 

その代替えとしてペーパーレスのステンレスドリッパーや、繰り返し使える布素材のネルフィルター、紅茶などにも使えるフレンチプレスを試してみませんか。

 

もちろんどれも洗うひと手間はかかるものの、きちんとお手入れすれば長く使え、無駄なものを買わなくても済むのです。

 

 

レトロ可愛い天然素材のお掃除道具

 

昔ながらのホウキやチリトリ、ハタキなども再注目されています。

 

特にフローリングや畳敷きのお家には、棕櫚(シュロ)などの天然素材のお掃除道具がとても便利。

 

家具を傷つけることなく部屋の隅まで埃が取り切れますし、静かなので昼夜問わず、気づいたときにお掃除ができるのもメリットです。

 

時間のあるときは、ホウキで埃を取った後、固く絞った雑巾で拭き取れば気分もすっきり。

 

お洗濯して繰り返し使えるフローリングモップなら、ゴミの量も減らせます。

 

昔ながらのお掃除道具は天然素材のものが多く、どこかレトロ可愛いのが魅力。

 

木の質感を使ったインテリアと相性が良く、壁や玄関に立て掛けていても雰囲気のあるインテリアアクセサリーにもなりますよ。

   

   


   

 

サステナブルな暮らしを継続するには、気分良く長く使えるモノ選びがマスト。

 

最初こそちょっぴり先行投資やお手入れに慣れる必要があるものの、長い目で見れば地球にもお財布にも優しいのが魅力です。

 

「使って捨てる」の繰り返しよりも、不思議と心が満たされること請け合いですよ。

  

    

  

記事提供:オフィスアシスト Michi  代表 中川 美智子

  

もともと技術的なことが大好き。

前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。

そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。