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専門コラム 第308話 【続編】経産省が掲げる「社会人基礎力」と筆者が取り組んだこと

 

では先回の続きを書いていきます。

さて、筆者が昨年末ごろより入れ込んでいる動画、
『研修トレーナー伊庭正康のスキルアップチャンネル[1]』が YouTube にあります。

今回取り上げた『仕事のできない人あるある[2]』は、役人のロジックをベースに作られていたこともあり、正直そこまで響きませんでした。ただ経産省の掲げる「社会人基礎力」をもとに体験を語ることで、私が推進する営業法・営業観を少しでも伝えるきっかけになればと考えました。

二篇に渉る今回のコラムは、こうして出来たものです。

繰り返しますが、「社会人基礎力」とは、以下のようなものです
1)前に踏み出す力
2)チームで働く
3)考え抜く力

特に「考え抜く力」は、伊庭氏ご本人が更に細分化し新人研修などで使っているようです。
細分化したものとは次のようなものです。

1.課題発見力)目的や課題を明らかにする。現状の分析
2.計画力)準備力。解決に向けたプロセスを明らかにする。
3.創造力)新しい価値を生み出す力 前回は、どのようなアプローチで課題を明らかにしたかを書きました。
本コラムは「2.計画力」「3.創造力」について掘り下げられたらと思います。
(もし先回の分をまだ読まれていな方がいたら、そちらも併せて読まれると良いでしょう。)


[1] [研修トレーナー伊庭正康のスキルアップチャンネル](https://www.youtube.com/@m-iba/featured)

[2] [仕事のできない人あるある(https://www.youtube.com/watch?v=uqvk-vdecOw&t=685s)]

  

【続編】経産省が掲げる「社会人基礎力」と筆者が取り組んだこと

マジで怖かった!毎朝行われる営業会議

では「2.計画力」について見てきます。

営業が解決に向けたプロセスを明らかにする場合、より具体的、且つ明瞭・簡潔な計画を、上司に知らせる。これが大前提です。

ここを下手に濁すと、営業は上司から詰められます。
特に僕等世代は、徹底的に詰められたものです。

特に新卒で入社したリフォーム系の営業会社では、いい加減な応対をしていたらトップが直々に、僕等の上司を電話会議で徹底的に詰めます。それを僕等も聞かされるのですから、毎週行われる営業会議はいつも苦痛の極みでした。

その点、伊庭さんの動画にあるような受け答えは、絶対にできません。
精神的に殺られます。

でもある意味で、そんなのはあたり前です。
なぜって、自分の部下がいつまでに、これだけのことをやって、最低でもこれだけの数字を作る報告をくれるのですから、上司はその部下にチャンスを与えるんです。なんのかのと言っても、それが営業の仕事です。

違うでしょうか?

ただ、そうは分かっていても、会議での報告は毎週苦痛でした。 それがある日を境に、筆者が「2.計画力」という点で、会議というものがラクになったのは数年後のこと。具体的にはニュースレターに出会い、その効果、実力を存分に体感したときに遡ります。

  

ニュースレターで変わった上司への数字の報告

ニュースレターがどういうものか。ここでは細々とは説明しません。
ただ触りだけ言うとニュースレターとは、お客さまリストに毎月配る情報紙です(このコラムを熱心に読んでくれている方は、ニュースレターがどういうものか、大まかには分かっていると思います)

筆者はニュースレター出会ってから「解決に向けたプロセスを明らかにする」、つまり自分がこの一年でどれだけの数字を作るか、どんなに不調でも、最低でもこれだけの数字を果たせると自信もって言えるようになりました。

なぜならニュースレターが、次の見込み客を、ほとんど自動的に創出してくれるからです。

このときの気持ちは、過去のコラムでも何度か記事にしていたと思います。

ニュースレターに出会う以前は、会議で発言する数字は所詮努力目標がいいところです。
ところがニュースレターに出会ってからは、努力目標なんかではなく、もっと手堅い数字に変わっていきました。このことは、ニュースレターを実際に使っている方なら分かると思います。

逆にニュースレターをまだ使っていない。
また使ってみたけれど、言うような効果は見られていない方もなかには居るでしょう。そのような方も、まだあきらめる必要はありません。

また、ニュースレターに匹敵するパワフルなツールが、他に見つけられないだけかもしれません。 ただ興味があれば、ニュースレターを一度試してほしいと思います。
その効果は、出している本人が驚くほど、実にパワフルだからです。

 

情報は書籍から集めたほうがいい

最後に 3.創造力)新しい価値を生み出す力について、筆者がやったことを書いてみます。

それは(もうお分かりの方が多いとは思いますが)本を中心に、アンテナを常に高く立てることです。

筆者は気になるビジネス書をとにかくたくさん読みました。

いまだと、本を購入することができないとしても、いろんな情報が YouTube に上がっています。だからネットに上がっている情報も、筆者は吸収すべきだと思います。

でも欲を言えば、情報は書籍から集めたほうがいい。総合的にみて筆者はそう考えています。

確かにセミナーや売れている営業マンの講演も、大事な情報源です。
それでもやはり、本には勝てません。なぜなのでしょう、不思議ですね……。

(この明確な答えが見つかったら、そのときはこのコラムで発表します)

ただこれだけは確実に言えます。書籍に親しむ経験がなければ、長期間に亘って文章を書くことはできなかったと。経験とは幼少期を含めてです。だから本ならどんな物でも、自由に買い与えてくれた親(母)に、筆者は感謝しかありません。

しかし周りを見て思うのは、皆さんは意外に本を読みませんよね。
そういう筆者も、近年は読書から遠のいています。それでも現役のころは、貪るように本を買って読んでいました。それは知識に飢えていた時期で、仕方ないのかもしれませんが……

とにかく本(ビジネス書)からは、営業に参考になるネタが、たくさん拾えます。あなたの目が元気なうちに、少しでも本に親しむようにするといいです。

最後にひとこと言うと、近頃は買って読みたくなる本が減ったように思います。
僕からのアドバイスは、良書を見つけること。そして時代的には少し前の本のほうが、良書(古典的名著など)が多いと思います。 本も一期一会です。
皆さんが良い本に出会えることを祈っています。

  

  

   

記事提供:経営ビジネス相談センター(株) 代表取締役 中川 義崇

 

弊社は、日本で唯一の『営業マンのための人事考課制度』を専門的に指導するアドバイザリー機関です。

営業マンの業績アップを目的とした人事考課制度を構築するための指導、教育・助言を行っています。

また、人事考課制度を戦略的に活用し、高確率で新規顧客を獲得するための方法論を日々研究しています。