専門コラム 第25話 秋本番!冬前にやっておきたい秋仕度
日差しが柔らかになり空が高くなったと感じたら、そこには秋の訪れが。
これから冬にかけて、あっという間に季節は移り変わります。
そこで今回は、寒くなる前にやっておきたい秋仕度をご紹介。
秋の夜長をゆったりと楽しめる、秋インテリアについてもお話します。
秋本番!冬前にやっておきたい秋仕度
今やっておきたい冬に備えた秋仕度
収納内の虫干し
気持ちの良いお天気が続く日は、窓を開放して虫干しをしてみましょう。
虫干しは洋服や本、靴などを傷みから守り、長持ちさせるため定期的にしたいお手入れです。
やり方は簡単。
押し入れやクローゼット、靴箱、本棚の扉を開き、窓から新鮮な空気を取り入れるだけ。
タイミングは、お天気が続く日の日中、数時間がおすすめ。寒くて窓を開けるのが億劫な冬よりも、積極的にできるはずです。
年末に余裕ができる小掃除
気温が暖かいうちにやっておきたいのが、床拭きと網戸やサッシなどのお掃除です。
夏の間に裸足で歩いた床は、汗や油分も緩んでいて冬よりもキレイに拭き取れます。
また、網戸やサッシのお掃除も、寒い季節よりスムーズに実行に移せるはず。
今の季節なら掃除後も乾きやすく、年末の大掃除にも余裕ができます。
春に向けてのお楽しみ!お庭の手入れ
気温が穏やかなうちに、来年の春が楽しみになる球根を植えるのも良いですよ。
ガーデニング計画を始めたばかりの方や、忙しくてあまり庭に手をかけられないという方には、水仙やムスカリ、スズランなどの育てやすい「植えっぱなし球根」がおすすめです。
一度植えると毎年のように花を咲かせてくれ、お手入れも楽にすみますよ。
また、芝生のある庭は刈り込みの回数が減る時期で、新しく種まきをするチャンス。
雨が続くと思われる日に巻いておけば、発芽もうんとスムーズです。
秋の夜長を楽しめるインテリア
最後に、衣替えのタイミングでインテリアもちょっぴり手を加えましょう。
クッションやブランケットを、赤・オレンジ・イエローなどに取り入れて、秋ならではの雰囲気を演出するのも良いですね。
また、季節に合わせたお部屋の香りに変えるのも効果的。
シナモンやバニラ、サンダルウッドなどのあたたかみのある香りは、秋の夜長を心身ともにリラックスさせてくれます。
さらに、お花屋さんには実のついた枝物が出回る季節。
アンバーカラーのガラス瓶やぽってりと温かみのある陶器の花瓶と合わせて、深まる秋を演出してみてはいかがでしょう。
枝物はリースを作ることもできるので、玄関やリビングに掛けておけば、ハロウィーン前からクリスマスまで家族やゲストの目も楽しませてくれますよ。
秋という季節を、有効かつ気持ちよく過ごせる小さなアイデアをあげてみました。
おうち時間が長くなった今、自宅で季節を感じられる工夫をすることは心の健康にもつながります。
ぜひ試してみてくださいね。
もともと技術的なことが大好き。
前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。
そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。